海外でスマホを使う時に便利な海外SIMカードについて解説します。
実は日本で契約から設定まで可能で、そのまま現地で利用できる海外SIMカードがかなり便利なんです。

▼この記事の目次
海外SIMカードを購入する前に確認すること

1. スマホがSIMフリー機種であること
SIMフリー機種とは、キャリアロックのかかっていない機種のことです。
日本の大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から購入した機種などはキャリアロックといって、その機種を購入したキャリアのSIMカードしか使えないようになっている可能性があります。その場合でもキャリアロックは解除可能ですのでご安心ください。購入元のキャリアにSIMロック解除をお願いするか、ご自身でネットでの手続きも可能です。
逆に、家電量販店などでSIMフリースマホを購入された方や、iPhoneを直接アップルストアから購入された方はキャリアロックはかかっていないので問題ありません。
簡単な確認方法としては、お友達やご家族に違うキャリアを使ってる方がいれば、その人のSIMカードを挿してみて自分のスマホが使えるか試してみてください。
確実な方法は、購入元のキャリアに問い合わせることです。
問い合わせ方法と解除方法のまとめ こちらを確認ください。
2. 機種の互換性
SIMフリーの機種の他にもその機種が海外現地の電波をキャッチできる機種か確認する必要があります。日本で使えるスマホ=海外でも使えるスマホではありませんのでご注意ください。
これは、国によってそれぞれ電波の種類が違う為に起こります。一般的にiPhoneなどのハイエンド機種は比較的たくさんの種類の電波が拾える可能性が高いものの、安価な値段の機種や日本仕様になっているandroid機種等は拾える電波の種類が限定的で海外では使えないことがあります。
確認する方法は会社によって異なりますので、購入を検討している海外SIMカードのカスタマーサービスに問い合わせすることです。その際は自分の機種のIMEI(製造番号)を一緒に伝えるとスムーズに確認してもらえます。
我々ジェスロモバイルの場合はT-mobileの互換性チェックサイト(英語)からご自身で確認する事も可能です。
互換性は機種のIMEIナンバー(製造番号のこと)で確認することができます。
IMEIナンバーはお使いの機種から*#06#とダイヤルすると表示される15桁または17桁の数字です。
その番号をこちらのページのCheck compatibility with your phone's IMEI と書いてある下の記入欄に記入し Check Phone を押してください。
その後 Compatible と出てくれば問題ありません。
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購入時に確認するポイント
1. 自分の行く国がサービス対象に入っているか確認する。
海外SIMカードを持っていれば全世界どこでも使える訳ではありません。購入時にどこの国で使えるSIMカードなのか確認することが大切です。韓国旅行にいくのに、アメリカで使えるSIMカードを購入しても利用できるはずがないですよね。
また、対象国はアメリカでも、グアム・サイパンは対象外など対象外のエリアがある可能性もあるので注意が必要です。
ヨーロッパなど国と国が密集している地域は使える国が複数国ある場合があります。自分の渡航先の国がちゃんとリストにあるか確認してくださいね。
2. サービスに何が含まれているのか確認する
海外SIMカードにも大きく分けて「データ通信専用」「データ通信+通話」があります。
「データ通信専用」を購入した場合は現地で電話は使えないので注意しましょう。
また、タブレットやモバイルルーターには対応していないSIMもありますので、自分の使いたいデバイスが対応しているか確認しましょう。
「データ通信+通話」の場合は現地でも通話が使えます。しかし通話料が別途発生するもの、○○分以内は無料など、SIMカードによって違いますので事前に確認しておきましょう。
3. カスタマーサービスの有無
海外滞在中に何か起こったときに問い合わせ可能なカスタマーサービスがあると安心です。
特にスマートフォンなどの精密機器は予期しないエラーが起こりやすいものです。
アクセス可能なカスタマーセンターがあるかどうか事前に確認しましょう。
設定方法

1. アクティベーションを行う
会社によってはアクティベーションといって、サービスの開始手続きが必要な会社もあります。(不要な会社もありますので、確認ください。)
また、アクティベーションにも、前もって日付指定をし、サービス開始日は自動で行ってくれるパターンと、アクティベーションをした日=サービス開始日となるパターンがありますのでご注意ください。
2. SIMカードの差し替え
SIMカードを挿入する場所はお使いの機種によって異なりますが、大体の機種は本体の側面についてる事が多いです。
iPhoneの場合は機種の側面に小さな穴の開いている場所がありますので、そこにSIMピンかそれがなければ何か細い針のようなもの(安全ピンやクッリプなど)を挿すとSIMトレイが出てきますのでそこにSIMを入れ、また元に戻してあげてください。
Androidの場合は上記のようなiPhoneタイプのものと、爪などを引っ掛けて取り出すタイプなどがあります。
SIMカードスロットを開けると大半の方は現在利用中のキャリアのSIMカードが既に入っていると思います。その既に入っているSIMカードは帰国後にまた使いますので絶対に無くさないように大切に保管してください。(長期滞在予定で日本の電話番号を解約されている方は日本のSIMカードはもう必要ありませんので破棄されても問題ありません。)
2-1. 補足
またSIMカードを取り出すとスマホのデータがなくなってしまうのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、データには影響ありませんの安心ください。
詳しくはSIMカードを変更したらSNSアプリはどうなるの?LINEのバックアップ方法
こちらで説明していますので是非ご覧ください。
3. APN設定
APNとは「Access Point Name」の略で、利用するデータ回線をスマホ側に認識できるようにする設定です。
しかし、会社によっては自動で設定してくれるところと、自分で設定が必要な会社があるので、自分が購入した会社がどっちなのか確認してください。
もし、手動での設定が必要な場合は、海外SIMカードを挿してサービスが開始している後で設定してください。
詳しい設定方法は会社になってかなり異なるので、マニュアルをよく読んで設定しましょう。
まとめ
海外SIMカードを検討されていらっしゃる方は、
1.自分の機種が海外SIMカードに対応しているのか。
2.海外SIMカード自体が滞在先の国に対応しているのか。
3.自分が使いたい用途と提供しているサービスがマッチしているか。
(電話は必要なのか、Wi-Fiルーターには対応しているのか。等)
4.カスタマーサービスの有無
上記のポイントに注意して、自分の用途に合った海外SIMカードを選んでくださいね。
海外SIMカードが到着したら、
1.アクティベーション(必要であれば)
2.SIMカードの差し替え
3.APN設定(必要であれば)
これで海外カードの設定は完了です。多少手間に感じるかもしれませんが、これで海外滞在時にフリーWi-Fiを探して歩き回ったり、ポケットWi-Fiを携帯する必要がなく、日本に居るのと同じようにスマホを使うことができます。
一度使うとなぜ今まで使ってなかったのかと思うほど便利ですので、試してみてください。
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